円盤

『野音 秋』 / エレファントカシマシ

ライヴ盤はいろいろと何枚か持っているけど、これって客の隠し録りじゃねーの?ってぐらい、音が悪い。つか、虫の音まで拾っているようなライブ盤は初めてだw そんな斬新なエレファントカシマシのライブ盤『野音 秋』。 エレファントカシマシは1990年以来、…

『世田谷夜明け前』 / フラワーカンパニーズ

このアルバムにもっと若い頃出会えていたらどうだっただろう。もちろん、今の年齢で聴いて感じる良さもたくさんあるし、今だからこそ異物感を感じずにスルリと飲みこめる箇所もあるんだと思う。しかし、このアルバムに17,8歳なんかで出会えていたら。「どう…

ワンダフルはもうすぐそこまで来ている / 『BLUES』 / KING BROTHERS

BLUESアーティスト: KING BROTHERS出版社/メーカー: UK.PROJECT発売日: 2004/11/10メディア: CD クリック: 12回この商品を含むブログ (26件) を見る久しぶりに何か書きたくなるという衝動を抑えられなかったよ、このアルバム。『Blues』。 といってもこれは…

『扉』 / エレファントカシマシ

このアルバムは『5』とかに雰囲気が似ているような気がするのだが、とにかく手放しで褒めちぎっちゃいたいような完成度。前作『俺の道』は明らかに過渡期を感じたし、エレカシもここまでなのか?と思っていたんだが、そこから1年も経たないうちによくこんな…

『ALWAYS HERE! ALWAYS DRUNK! ALWAYS ROCK YOU!』 / V.A.

K.O.G.A. Records10周年のコンピ第3弾は計12曲全て新曲という豪華さ。そして自分としては1曲目のデキシード・ザ・エモンズが全てだな。タイトルからして『10Years』。 こんなにバカかっこいい曲を作れるのはデキシしかいないだろ。 こんなに「10年」ていう日…

『アンテナ』 / くるり

各所で“ロックンロール”が浮いているという記述を目にしますが、自分も例外ではありません。 今作は『ファンデリア』の変態さも『TEAM ROCK』のピコピコいってる!という驚きもなく、『WORLD IS MINE』ほどポップでもなく。でも、『WORLD IS MINE』の延長線…

『熱狂低気圧 磔磔ライブ』 / フラワーカンパニーズ

ライヴバンド・フラワーカンパニーズのライヴ会場販限定販売のライヴ盤。鈴木圭介が真っ赤な顔して叫び、グレートマエカワが人間とは思えない跳躍力でステージ狭しと動き回る姿が容易に目に浮かぶ、そんな現在(絶頂期1年目・当時)のフラカンがぎゅぎゅっと…

『Beach Party』 / スクービードゥー

1曲目で掻っ攫われて、行き着いた先ではダンスパーティー。そんな感じのアルバム。スクービードゥーのライヴで感じるような楽しさとかグルーヴとか、そういうのを感じられるのはこのアルバムしかないんじゃないだろうか。 私はメジャーデビュー後にインディ…

「GET BORN」 / JET

オーストラリアの人たちです。 ロックンロール・リバイバルという流れの中では一番好きかも。最初、The Strokesのアルバムを買おうと思ってたんだけど、同じ試聴機に入ってたコッチに変更しました。 ギターの音が好き。ガレージっぽいのかと思ったらThe Beat…

「イデアの水槽」/ GRAPEVINE

正真正銘の新生GRAPEVINEのアルバムだ。 リーダー脱退後、初のアルバムはプロデューサーである根岸氏の手を離れ、メンバー3人+共にツアーを周っていたベースの金戸氏とキーボードの高野氏の2人を加え5人で制作された。 M-1「豚の皿」の緊張感ある鍵盤の音で…

「君繋ファイブエム」/ ASIAN KUNG-FU GENERATION

アジアンカンフージェネレーションを言葉で表現する際、それはもう定冠詞のごとく“エモーショナル”という言葉がくっついてるような気がするんだけれど、自分にはそういうのがよくわからないのですわ。や、エモーショナルの意味がわかんないんじゃなくて。 ア…

「LAST HEAVEN'S BOOTLEG」 / thee michelle gun elephant

ここ最近、朝、起きられないのに帰りが遅くなってしまっているので(遊んでるわけではない)いっしょに買ったDVDのほうはまだ見てないのだけれども。 これってライヴ盤.....なんだよね? 何がどうって、「あんたのどれいのままでいい」が入ってないとか、ま…

「惑星」 / 惑星(Wakusei)

道を歩いていたらいきなり背後から肩を鷲掴みにされてしまったような、そんな気分。轟音ギターに圧倒的な迫力、ドライブ感、ゴツゴツした質感、まさに俺好み。ガレージとかオルタナど真ん中。 ズボンズのようなファンキーさはないけれど、同じ匂いがする。

「ジョゼと虎と魚たち」オリジナル・サウンド・トラック / くるり

いいアルバムだなぁ〜、とサラリと聴けるアルバム。でも、これってサントラとしてはアリの感想でしょ?決して映像を食ってしまったりはしない。歌モノもあぁ、いい歌だなぁ〜、と。

「BAKED AND QUESTION」 / デキシード・ザ・エモンズ

今年の春くらいに出たアルバムを今頃買ってきて聴ます。昔、あんまり好きじゃなかったデキシをこんなにかっこいいと思う日が来るとは正直、思わなかった。 最初の1音目からその後の展開を期待せずにはいられない。「衝撃的なサウンド!心に染みるメロディー…

「TRAVELING GARGOYLE」 / ストレイテナー / ASIN:B0000C4GI6

ギターとドラムの2人で出しているとは思えないくらいのインパクトを持った音にまず驚いた。 全てを真っ直ぐに音に表現するというよりも、秘めたパワーが沸点に達したとき、一気に爆発させるというような。けど、そこに達するまでにこぼれて落ちるマグマがま…

「君を探す」 / tae / ASIN:B0000D8RMM

ドラマチックなんかでは決してない、何気ない日常の一部分のような詞とメランコリックなメロディー、吠えるギター。ライヴではもっとパンクな感じがしたけれど、CDでは元来持ち合わせていたであろうポップさが出ているような気がした。