ARABAKI ROCK FEST. 2005@仙台港

「フェス」と呼べそうなイベントは初参加であります。朝、6時頃に家を出て大宮駅へ。ホームに入線してきたやまびこ号には行き先が同じっぽい人の姿がちらほら見受けられました。JUSTA RECORDSのTシャツやトートを持った人が多かったような。
新幹線の中でバカ話をしつつ朝食をとっているうちに仙台到着。会場までのバスがどこから出ているのかわからず困る。もうちょっと案内を出してもらえないものでしょうか。着いてもリストバンドに交換するのに長蛇の列。しかも、なんで山に登らなきゃいけないんだよ!ていう列のできかた。なんでリストバンドもらうのに山を登ったり下りたりしなきゃいかんのですか......。「運営の悪さといえば名古屋のJ社」だったんですが、それと同じぐらい悪いカモ。

おかげで入れたのは10時過ぎ。既に多賀城ステージにはつじあやのちゃんの姿が。さっきまでのイライラはあやのちゃんの声で(´ー`)こゆ顔になれました。でも、あやのちゃんを横目にワタシは一番奥の荒吐ステージへ。GO-GO KING RECORDERS feat. 堂島孝平くんです。最初はGGKRでインストを2曲ぐらい?やって、堂島くん登場。ああ、なんだかとても久しぶりに「若い人を見た」と思ったよ。キラキラですよ、キラキラ。バック転出来る人を見るのなんて何年ぶりだよw 堂島くんは「朝だー!」と朝っぱらからの出順を強調してました。声が「?」と思ったのは気のせいでしょうか。ノドの調子が悪いのカシラ。

  1. ルーザー
  2. 夢のスキマに
  3. スカイドライバー
  4. 45℃
  5. 冒険者たち

accel Hallへ移動のため、最後の「冒険者たち」は歩きながら聴きました。で、そのaccel Hallですが、端から端への移動だったせいで遠さ倍増。ココか!と思った場所には「骨董棚卸大市」の文字が。夢メッセみやぎだったorzその奥にあるのが実際の会場。余裕を見て出たので早めに着いたけど、5分巻きで始まったぞ、Scoobie Do
30分程度の持ち時間。お客さんはあんまりいなかったけどその分、みんな盛り上ってた。『PLUS ONE MORE』あんまり聴いてないけど大丈夫かな?という不安は杞憂に終わった。新曲1曲とあとは馴染みの曲。「アラバキってどんな字書くと思ってんだよ!吐いて吐いて吐きまくれ!!」だそうで。
端っこで見てようーと思ってたら最前の端の方がガラガラだったので、そこで見ていたのだけれど、コヤマくんの足が真横にありましたw そういや、「柵に手をかけて見てるやつが一番キライだ」って以前のライブで言ってたっけね。ごめんよ、でも息切れするぐらい踊ったんだよw

  1. 勝手にしやがれ
  2. 新曲
  3. 左胸のボス
  4. PLUS ONE MORE
  5. Tighten Up
  6. Little Sweet Lover

続いてTHE PRIVATESですヨ!お客さん!!と思ったらスクービー終了とともに8,9割のお客さんが出て行ってしまった。ガーン。ちょっと、かっこいいんですのよ!てか、スクービー好きならプライベーツは見ておいたほうがいいって!
一応、始まる直前に少しお客さんが増えたのだけど....寂しい.....。乙ちゃん前あたりにて『SPIKE DRIVER BLUES』と思われる曲でガツッと踊っていたらばっちり友だちに見られていました.....。ははは。

  1. TEQUILA
  2. STRAY CAT WALK
  3. MEMPHIS TRAIN
  4. BOOGIE GO GO
  5. OH! STUPID
  6. SPIKE DRIVER BLUES
  7. FREAK BEAT
  8. BYE-BYE GIRL


そのまま室内でちょっと休憩。黒ごまソフトクリームなんぞ食ったりして。あー、生き返る。おかげでピロウズはチラリとも見られなかったわけですが。


eastern youthをチラリと横目で見ながら再び奥の荒吐ステージへ。KOOLOGIですよ。
アベ目当ての客がもっといるのかなと思ったら全然そんなことなくって、思ったより人も少なかった。おかげでステージ左側の柵んところが取れちゃって、かなり楽チンに見ることができた。やっぱり柵があるところって楽だよねー。おばちゃんだからさー。支えがないと、既に脚が棒のようになってるもんで.....w
ステージ正面とこのお客さんがどれぐらい盛り上っていたのかは正直よくわかんないんだけど、とりあえず、端っこにいたワタシと友人は憑りつかれたように踊り暴れてました。
メンバー全員、終始ご満悦な表情。空の下で聴く『Fujiyama Already』が思った以上に気持ちよかったよ。あとは渋谷クアトロワンマンでも聴いたりんご追分が入ってる新曲、最後に『Guilty Way』でセトリはあんまり覚えてない。

  1. Guess
  2. Wise 9 Game
  3. Fujiyama Already
  4. マティダブルース
  5. 新曲
  6. Guilty Way

少し客の入れ替えがあってROSSOの登場。前回、Zepp Tokyoで見たときとは比べ物にならないぐらい近くで見られたのでメンバーの姿もハッキリ見えたのだけど、イマイ教授のサイドの髪が伸び伸びで、なんかキダタローみたいだと思ったのは多分ワタシだけだと思います。
途中でチバは「仙台は砂が多いね」と一言。仙台だからじゃねーよ。ココが多いだけだよ!!とこっちについてはみんな思ったのではないでしょうか。でも、実際すんごい砂埃でこりゃ演奏する側も楽器とかタイヘンだよねーと思ってました。『Sweet Jimi』が終わって『ミッドナイト・コンドル』を聴きながらお隣の津軽ステージへ移動。できればコンドルをきちんと聴きたかったぜ......。つか、某所によるとこの後に『シャロン』とかやったぽくて、俺、泣く。新曲披露があったようだけど、チバが弾き語ってたやつとは別曲なのでしょうか......?

  1. サキソフォン・ベイビー
  2. アウトサイダー
  3. 1000のタンバリン
  4. Sweet Jimi
  5. ミッドナイト・コンドル

シャロン』聴いてから移動しても間に合ったような気がするエレファントカシマシ。トミから出てきたんですかね。たぶん。宮本が客に背を向けた状態でギターを弾くフリをして“ギター持って来い”とスタッフに催促。つか、なんでソコにないのよ?て思ったり。ギターを持った宮本はぐるっと客席を見渡し、あのフレーズ。そして、♪あぁ〜 と声を出した途端に歓声。
『男は行く』キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!
ギャーギャーギャー!!!最近、『生活』しか聴いてなかった自分には最高の幕開け!!仙台の高い空に響く宮本の声。意味のわからない動き、「エブリバディようこそぉぉぉぉ〜!!」と宮本。最初、宮本に釘付けで気付かなかったが、今日は石くんがすごい。やたらにこやかにジャキジャキ言わしてる。最高。トミとのアイコンタクトにも自信の色が伺える。でも、途中で宮本にすごい勢いで肩を組まれてチューニングボロボロにw ううう、来てよかったよ、仙台。
かの余力ソング『悲しみの果て』も披露。このへんのポニキャ曲は一見さんでも知ってるぽい。グリコアーモンドチョコ効果。関係ないか?一見さんの興味を惹いたところで新曲を立て続けに4曲。一見さん、離れていく.....w
まずはQueんときに譜面台に置いた出来上がった詞を見ながら歌ってた曲。あれから1ヵ月半ぐらいだけど、演奏も歌もズシリとさらに重くなった印象。暗いなーという印象があったけど、コレいいかも。タンバリンの叩き方がすごい。拾っては投げ、拾っては投げ。全身を使って叩いてる感じ。
次は詞の中に“子供”ていう珍しい単語が出てくる曲。そして探してる〜の歌。コレは宮本も「探してる歌聴いてください」と言ってたな。
新曲最後は初めて聴く曲。「流れ星のような人生」「夢から夢へと綱渡り」「若い頃から生きてきた」「いきあたりばったり」という詞が耳に入ったかな。「流れ星だよ人生は」(フラカン)と「流れ星のような人生」の言葉から受ける印象を比べてみたりして。キモイな、自分。
最後に『四月の風』で終了。ギリギリまだ4月てことで。久しぶりに聴いたけど、『悲しみの果て/四月の風』っていいシングルだったよね。

  1. 男は行く
  2. 悲しみの果て
  3. 新曲
  4. 新曲
  5. 新曲
  6. 新曲
  7. 四月の風

この後、さらに隣のはたはたへと移動し、Grapevineを途中から。さ、3年?4年ぶりのバインちゃん。何やってたかなぁ、忘れた。『アンチ・ハレルヤ』『Let me in』あたりをやっていたような。『(All the young) Yellow』とかもやってたカシラね?


疲れすぎた体というか棒のようになった脚を引き摺ってAccelに移動。だって、ここには空調と綺麗なお手洗いと綺麗内椅子があるんだもの!で、着いたらなぜか長蛇の列。ナニ?!と思ったらLOST IN TIMEで入場規制とな。スゲェ。人気あるんだなー。おいらは座って砂埃を払いまくり。ハイロウズに向けて体力回復に勤しむのでした。


で、実際ハイロウズはね、もうね、上空から見たら磁石に砂鉄が吸い付いていってるように見えるんじゃないの?てぐらいの人。単純明快な音楽だから、ワタシみたいな人でも十分楽しめるハイロウズヒロトまで「みんな口の中じゃりじゃりじゃない?」て言ったぐらいすごい砂埃。太陽も出てないのにアルカイダーズぐらいの格好をして見てました(嘘)。

  1. ズートロ
  2. ゴーン
  3. 青春
  4. ハスキー
  5. サンダーロード
  6. 不死身のエレキマン
  7. ミサイルマン
  8. 真夜中レーザーガン

ハイロウズが終わって清志郎へ移動中、前を歩いているお兄さんが魂抜けて半ケツ状態になっていた。大丈夫だったんだろうかw


で、とうとうラスト。忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS!元々、RC好きの自分なのだけど、既に体力がヤバかったので一旦はパスしようかと考えた清志郎。でもやっぱり行かなきゃ終われねぇ、清志郎見なきゃ帰れねぇ、てことで、もう、ホントにステージ見切れるぐらい端っこだったけど見てきた。『キモチE』とか『宝くじは買わない』を聴けると思ってなかったのでひとりで盛り上った。『REMEMBER YOU』ではヒロトまで出てきて歌ってたー。嗚呼〜!!あとは『トランジスタ・ラジオ』『ジャンプ』あと何やったっけ.....奥田民生スカパラホーンズ、クドカン高野寛まで出てきての『雨上がりの夜空に』はすごかった。狭いステージに大人数で!
http://www.kiyoshiro.co.jp/news/event/index.html
なんか、細かいセットリストは思い出せない。知らん曲もあるしな。


帰りは多賀城行きバスと違って意外と空いていた仙台行きバスでホテルへ。夕飯と朝食、アルコールを購入してホテルに入るとエレベーターから奥田民生が出てきた......。びっくりしすぎて声が出なかったw やはり、いつもどっか行って泊まるホテルとはレベルが違うなと思ったw
しかし、チェックインして初めて知ったよ、朝食付きのツアーだってコト。パン買ってきたのにーw


いや、しかし、一日しっかり楽しんだ。イベントも最初の客さばきの悪さとトイレの臭いがステージのほうまで漂ってくることと、すごい砂埃はどうにかしてくれーって感じだったけど、人為的な問題は、そのリストバンド引き換えるときの客さばきの部分だけだと思うし、臭いは風に乗ってくるものだから仕方がないかなと諦めがつかないわけでもないし、まぁ、港でやってんだから風が強いのはある程度は仕方がないよなー。いろんな意見があって、回を重ねるごとによくなっていけばいいんじゃないかな。ワンデイフェスとしては十分な出来だと思ったよ。