フラワーカンパニーズ@ell.FITS ALL
整理番号は「では残りの方どーぞ」な番号だったにも関わらず、最前に行ける名古屋って.....。まぁいいか。
入るとステージにピアノが。明らかに「奥野、来ます」て感じ。が、出てきたのは奥野と洋子さん。後者はさすがに予想してんかった。
「新人の内海洋子と奥野真哉です。クリスマスぽい曲を」
という洋子さんの言葉で始まったのは『もみの木』。いやいや、クリスマスっぽい曲じゃなくて、思い切りクリスマスキャロルではないですか。詞だって、「O Christmas Tree, O Christmas Tree(もみの木 もみの木)」で始まるではないですか。あ、関係ないけど、トドマツなんかがもみの木の一種だったりするのですが、トドマツってねぇ.....。いや、どうでもいいや、そんなこと。
「フラワーなんやらの前座をやります、まだ開演まで時間があるんで俺の素晴らしいピアノと俺の楽しいトークで。今日で40になるんで、俺のことペ・ヨンジュ(ン)て呼んでください!」ここで「奥野の素晴らしいピアノがさらに素晴らしく聞こえる曲」の『I Know』。
「俺も〜中学校のときにフラワーカンパニーズに憧れてバンドを始めて.....今日同じステージに立てるのが本当に嬉しくて」いやいや、奥野、今日で40でしょ、って。奥野さん、冴えまくり。そして奥野リクエストのシンディーローパー『Time After Time』を。洋子さんにかかるとシンディーローパーも怨歌だわ。
そしてフラカンがやってくれないからと『真赤な太陽』。おおおおおおっ!!と思ったら......あらら。“ただなんとなく.....”のあたりで奥野のピアノがオカシイ。気を取り直してもう一回最初から。すると洋子さんが「奥野ぉっ(怒)!」奥野もそれとほぼ同時に「わかったー!倍なんだ!」と。結局、奥野が次のコードに移るのに倍取らなきゃいけない小節をとってなかったと。しかも、ステージ袖で“違う違う”てフラカンもスタッフもみんなやってて、“奥野さんが違う”て「よりによって竹安さんに言われ(洋子さん)」たらしいww
あとは『LA イライラ』と『Happi』で内海洋子と奥野真哉は終了。
続いて本編、フラワーなんとか、あ、いやいや、フラワーカンパニーズさん。
このSE聴くのも久しぶり。6月末の紅布ぶりですかね......?というか、こんなに七三とは思ってなかった!こんなに七三の人久しぶりに見た!圭介!むしろヤヴァイのが際立っている気がするぞ.........(遠い目)。
「フラワーカンパニーズでーす!白眼充血絶叫ぉーぅ楽団!」
キタコレ!しかも続いてヌードコア。今回、名古屋に行くことにしたのはアルバム“脳内百景”が良かったので、ライヴでもっと聴きたいなーと思ったからなのだけど、それ聴く前に2年前、3年前の自分に戻ったような感じなってしまった。
AXで前日のHOME MADE家族のチケットで入ってしまった(なぜ入れるのか?)人がいたので、名前をきちんと言っておかなきゃ、ということで「フラワーカンパニーズでーす!!」と連呼します、とかいう話を挟んで『はぐれ者賛歌』。
『永遠の田舎者』が終わってのMCで前さんが「名古屋に映えるね、この曲は」。
バンド名の由来を考えてた、という話。種をまき、水、ではなく汗やら唾やら.....をやって育てていくのが自分たち、だから、お客さんはフラワーカンパニーと言ってもいいと。でも、“ズ”は自分たちだからつけちゃだめなのだそうだ。帰って、ともだちとかに「あたしフラカンなの」て言ってもいいよ、と言われても(言いません)。前さんは「気が狂ったと思われるだけ」とか言ってたけど。ハイ、そう思います。ちなみに、圭介曰く“ズ”のうち、圭介が鈴木のスで“ス”、竹安と小西が濁点をひとつずつ、前さんは「G!」らしい。Gて!!
.....なんて話をしているときにも既に圭介の左手は次の曲のコードを押さえている、という話から、じゃららん、と「これAっていうんだけど、そうじゃないんだよ、こうなんだよ」と今度はメジャーセブンでボサノヴァ風に。その姿に前さんが「俺、けーくんがメジャーセブンを弾く顔が一番好き。男の中では。“俺ってオシャレだろ”って顔」爆笑!
『ヒコーキ雲』。これ予想外にもほどがある。いや、わかんないけど。最近のセットリストとか知らないし。さらに『あったかいコーヒー』だし!
実家話。
実家の条件1 なくならない
実家の条件2 大きく変化しない
(既に竹安が飽きている)
『吐きたくなるほど愛されたい』ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!そして『深夜高速』。久しぶりに暴れた。暴れてるのはやはり一人だった......一時期はもっと暴れる人がいたのに、どこに行ってしまったのだろう。そして子供が大合唱。......と聞くと微笑ましく思えなくはないが、「十代はいつか終わる」、「生きててよかった」と合唱する姿はやはりシュールだなと思った。続いての『夜明け』。満腹です、げふー。
告知。来年、初四日市でいきなりワンマン。
四日市といえば竹安が通っていた大学があるところ。当時、学祭でライヴをやる(しかも、レッドウォーリアーズのコピー)というので皆で見にいったら、ヴォーカルの人はジャックダニエルを瓶ごと持ってきちゃうし、竹安は今より地味に弾いていたのにジミヘンばりのシアターブルックかと思うぐらいの神がかった熱い超ハードアクションで、すごいもの見ちゃったなーという話を。あのままだったら竹安はゆらゆら帝国にだって入れたかも、と。うははははは!!
フラワーカンパニーズ!フラワーカンパニーズ!!いえーっ!いえーっ!ふらかーん!ふらかーん!!
『馬鹿の最高』!いい感じ(アノ曲やコノ曲じゃないあたりが特に!)。
ハタチ族も久しぶり(つか、半年振りなんだから全曲久しぶりなんだけど)。『アイムオールライト』で本編終了。
アンコール1曲目で奥野登場。『はじまりのシーン』ピアノ入って最強。恋しまも意外〜。でももう振り付け(?)覚えてなかった自分。YESで終わり。
ダブルアンコ。どうやら4人出てきてから2名呼び込むつもりだったらしいのに、いきなり竹安と奥野が肩を組みながら一緒に出てきて、さらに洋子さんも普通に登場。段取りがっ!と怒る圭介w
「もう一発いくかーっ!真冬の盆踊りー!!」
「♪ヨサホイ ヨサホイ ヨサホイ ヨサホイの竹安!」で慌てる竹安が笑えた。それに対し、マイク無しでも余裕の前さん。最後はこんなときお約束のホプステで終了。ああ、そういえば圭介の靴が生成のオールスターだった。あのワンスターはお役御免なのか?
いいモノ見た。とてもいいライヴだった(MCは相変らず長かったが、さしてグダグダということでもなかったしな)。前述の通り、今回は新しい曲を聴きたいと思って行ったのだけれど、予想外に“吐きたく”のように聴きたくて聴きたくてたまらないZEて思っていた曲も聴けたのが本当によかった。ありがとう。
- 白眼充血絶叫楽団
- NUDE CORE ROCK'N'ROLL
- たまらないZE
- ギャンブル天国
- はぐれ者賛歌
- It's Only Roc'kyun' Roll
- 脳内百景
- 永遠の田舎者
- ヒコーキ雲
- 哀愁生活
- あったかいコーヒー
- 吐きたくなるほど愛されたい
- 深夜高速
- 夜明け
- 馬鹿の最高
- パンクはうまく踊れない
- 俺たちハタチ族
- アイムオールライト
en1)
- はじまりのシーン(with 奥野真哉)
- 恋をしましょう
- Yes, Future
en2)