KING BROTHERS / アナログフィッシュ@新宿紅布

紅布は久しぶりです。よく考えると“red cloth”よりも“紅布”の文字のほうが大きいんだよな、この店。会社休んだので(確定申告だからね)余裕で到着。開場前。
最初はキング。最初から飛ばしてんなーと思って見ていたんだが、そうではない。何やら空気が違う。もどかしそうだ。苛ついているのか。どうした、キング。リーダーがアナログフィッシュ目当てと思われる女の子に「あんたの踊る姿が見たい」とお尻を突き出してぶつける。「お金払って観に来てるんでしょう?!あんたも、あんたも、あんたも!踊り狂って帰ってくださいよ!」
マーヤはありえないところでダイブ。「女ばかりだ!男はどこだー!女ばっかで怖えぇー!男来い!アイラブメーン!アイッラブッメーン!アイラブピーポー!」さらに、「お前にブルースのなにがわかる!俺もこの前訊かれたわ!ブルースの何を知ってるのかって!だから俺、正直に言うたわ。すんません.....わかりませんって!でもわかったわ。わかったわボケー!ブルースは経験やー!!ブルースイズエクスペリエーンス!!」「俺たちほんとはそんなに怖い人たちじゃないよー!!」
最後の曲は1979(たぶん)。元々他の曲の予定だったのか、リーダーがマーヤに耳打ちする。リンダには伝わらない。そりゃそうだ。爆音の中、リーダーの声なんか聞こえやしない。暗い中、サングラス姿のリンダにはその口の動きだって見えない。ましてや、ここで『1979』に持って行きたい、なんて気持ちを入って3ヶ月程度のリンダに読み取れるわけがない。
マーヤが手で1、9、7、9とやって懸命にリンダに伝えようとする。リンダだって、意を汲み取ろうと必死なのがわかる。だが、合わない。とうとうキレたリーダーはドラムに蹴りを入れ、リンダにギターを投げつけ帰ってしまった。
2人だけになったステージで、1979を始めるマーヤ。リンダもやっとわかったのか、辛うじて合わせる。ぐだぐだの1979の中に袖からリーダーが戻ってくる。「何度間違ったって最後までやってやるぜー!死んでたまるかー!死んでたまるかー!死んでたまるかー!!行こう、リンダ!」マーヤが叫んだ。
最後に下がるときもマーヤはリンダとハイタッチをした。けれど、ハイタッチすら合わない二人。だから、何度も何度もハイタッチをした。合うまで、息が合うまでハイタッチした。

  1. メッセージ
  2. ☆☆☆☆
  3. 魂をうりとばせ
  4. 明日をこえろ
  5. LET IT
  6. 100%
  7. DKDK
  8. ルル
  9. ソニック
  10. スパイボーイズ
  11. 1979

続いてアナログフィッシュ。見るのは3, 4回目ぐらい。最初に観たのもここ、red clothだったなぁ。好きなバンド。ベースの佐々木くんが野性的w 指弾きしたときに前さん風の動きになるところが笑える。なのに、普通にしゃべるといきなりドモりまくるところも笑える。
前は下岡曲のほうが好きだったんだけど、最近は佐々木曲のほうが好きかなぁ。その日の気分にも拠るんだが。相変らず斉藤が楽しそうで良い。いいバンドだ。それにしても佐々木のシャツはどうしていつもあんなにピチピチなのか.....w

  1. 摩天楼
  2. LOW
  3. Hello
  4. 夜も眠れない
  5. のどかないなかのしずかなもぐら
  6. City
  7. イワシ
  8. (何かやってるハズ)
  9. 月の花
  10. BGM
  11. スピード
  12. Town