Punk Movie Collection #1 “Punk:Attitude”@吉祥寺バウスシアター

1970年代に始まり、変化・進化をし続けるパンク・ロックの軌跡を、それぞれのシーンの当事者から精神とともに描き出す史上最大級のパンク・ロック・ドキュメンタリー。「パンク」という言葉が使われる以前のMC5、ストゥージズ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどから、テレヴィジョン、ラモーンズパティ・スミスをはじめとしたニューヨーク・パンク、そしてセックス・ピストルズ、クラッシュらを中心としたロンドン・パンク、その影響を受けたUKハードコア、LAパンク、ハードコア、DCハードコアやNYのNO WAVE、更にそれらの影響を受けて育つシアトルのグランジ、そしてグリーン・デイランシドなどに繋がる現代パンクまで、当事者、関係者の豊富なインタビューと貴重なアーカイヴ映像で、パンクの精神、存在性、その内面を暴く。一定のバンドや個人ではなくバンド、シーンを網羅した作品。なお、インタビュー出演者は総勢47名、使用楽曲は計106曲。

ていう内容。インタビュー中心のドキュメンタリーなんだけど、なかなか面白かった。ラモーンズCBGBに初めて出演したときのことを「......テレビジョンより酷かった」と言っていたのが笑えた。今聴くと、お揃いの格好でポップな感じすらするラモーンズの音楽だけど、意外と不評なのね。と。そして体にオイル塗りまくりでぬらぬらくねくねしたイギー。やっぱりおかしかったんだなー。ストゥージーズ時代のイギーの映像はあんまり見たことなかったから、面白かった。馬場様(THE SHOCKS)の動きはやっぱりイギーとかぶるなぁ。あと、動くニューヨークドールズは初めて見たんだけど(写真でしか知らない)、途中から騒音寺のナベさんと被って見えてきたw 妖しい。かなり。
次は6日の『PUNK IN LONDON』をなんとか見に行こうと思っていたんだけど、この日はピクシーズに行くのでした。忘れていた。

その豪華な出演陣は、アドヴァーツ、チェルシー、X−レイ・スペックス、ラーカーズ、ザ・ジョルト、エレクトリック・チェアーズ、ザ・キルジョイズ、サブウェイ・セクトザ・ジャムブームタウン・ラッツザ・クラッシュ、マイルズ・コープランド、ジャン・ジャック・バーネル ほか。錚々たる全11バンドと彼等を取り巻く人々のライブシーンやロングインタビューがぎっしりと詰め込まれている。

うおー、すげー見たいー。