11時頃海浜幕張駅に着いた。
途中、西船橋あたりかららしき人たちが同じ電車に乗り込んでくる。エレクトリックTのお嬢さん、寒くないですか?と思ったり。でも、骸骨だらけの電車の中、
「何があるのかな?」
「ゲームショーじゃない?」
違 い ま す 。


メッセにで友人知人に会い、予想外の人にも会い、プチ同窓会。そして私のミッシェル友は遠方者が多いということに改めて気づいた。


ちょっとだけ幕張特別セットリストを期待していた。けど、予想通りというかなんというか。
大阪のウエストリスト、名古屋のトカゲ(はやらなかったけど)リスト、そして幕張のドロップリスト。最後の最後でドロップリスト。最後は暴れたいのに。なめ尽くしたドロップの気持ち じゃ暴れるどころか涙が出そうだ。


本編では持ちこたえた涙腺もアンコールのリボルバー・ジャンキーズで決壊した。
 バイバイ ジェニー
 バイバイ ダニー
 バイバイ ビリー
 バイバイ ケリー
さよならベイビー、と高々と揚げる腕はもうこうすることはない。


続くジェニーでのメンバーの笑顔。皆の笑顔。
もう、酸欠でボロボロの中で、こんなに楽しいのに、こんなに楽しそうなのに、終わっていくのか。終わってほしくねぇなぁ。このままどこまでも続いていってくれたらどんなにかいいのに、なんて考えていた。
けれど、チバはタンバリンを放り投げて去っていった。


ミッシェルは世界の終わりで始まり、ミッシェルは世界の終わりでミッシェルを終えた。
ちくしょう、かっこよすぎるじゃねぇか。
こんなベタなのに、なんでこんなにかっこいいんだ。
もう、泣いてんだが笑ってんだか自分でもわかんない。楽しいのも寂しいのも同じくらい自分の中で爆発してる。


本当はダニー・ゴーを聴きたかった。
続いていくことを歌ったダニー・ゴーを。
ダニーは行き着いてしまったのだろうか。
振り返らず進んだ、錆びた風の中で。
ミッシェルはたどり着いてしまったのだろうか。
これ以上行くところがないということなんだろうか。



no music, no life を rock'n roll is my life にしたミッシェル。
ありがとう。
本当に、本当に、大好きだ。